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母の形見のベネチアングラス

2022年07月10日更新

le 10 juillet 2022

七夕も過ぎて暑いのですが、時々暦が変わって行くなあ なんて思う瞬間がありますね。特に夕暮れとかね。

不思議とこれからもっともっと暑くなるのに(多分)少しだけ、ほんの少しだけ、秋もそう遠くにはいないのかもって思うことがあります。早過ぎかな(笑)

さて昨日はチーズのセミナーに行きました。日本チーズアートフロマジェ協会のセミナー、定期セミナーで技術、知識をブラッシュアップする物です。資格をとってもそのままだったりすると私の場合はすぐに忘れてしまうのでまさにブラッシュアップはマストアイテムです。

冒頭の写真がそのプラトー(チーズのプレート)です。7種類のチーズをカットして並べていきます。ただ芸術的に並べるだけでなくて、美味しそうに見えて、食べやすくて、チーズの特性を活かして。。。なんですよね、大切な部分って。それを分かった上で立体構成の仕組みや色、光、見え方などなどを考えて作って行くのですから、難しい、しかしながら、かなり面白いです。

先日も書きましたが、自分の表現のツールがそもそも料理だった、というように、このチーズプラトーを作っていると自分の欠点も良くわかるのです。技術はもちろんですが、「思っているのに的確に表現できない」(思ったことを直ぐに言葉に出来ない)みたいな部分かなあ。一呼吸置いてしまう、遠慮してしまう、って感じです。(そうは見えないかもしれないですが、、笑)

まあそれも個性ですね!

プラトーの横に一輪挿しをおく、もテーマの一つでしたので母の形見のヴェネチアングラスをおきました。以前イタリア旅行に行った時のお土産です。形見と言うか思い出ね。一生懸命「ここでこうやって買ったの」って話してくれましたっけ。こんな風に亡くなった今の方が、時折鮮明に思い出す事もあって何だかふっと温かい気持ちになることがあります。

さてそろそろゆっくりムードも一区切り。そろそろ今日あたりからまた仕事モードにしていきます。先週は少しゆっくり出来て本当に良かったーーー。

 

 

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