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先月(3月)〜今月(4月)前半の記録

2023年04月14日更新

le 14 avril 2023

少し更新しないうちにまた日にちが経ってしまいましたが、3月に入ってから昨日までは色々イベントがありました。

季節もぐっと変わって、そろそろ衣替えかな。ちょっと早くないかな。

さて3月はずっとイタリアンを中心としたメニューをやって来ました。

レシピ本もおかげ様でSNSベースでですがたくさんの皆様からリクエストいただいてコツコツと発送しています。リクエストくださった皆様のお顔を思い浮かべながらお手紙を添えてお届けしています。残りも少しずつ減って来ましたのでもしご希望があれば「お問い合わせ欄」からご連絡くださいね。

さてこちらは先週のイベントで、初めていらしてくださる皆様へのテーブルセッティングをしているところです。

レギュラーの皆様がいらしてくださるのは勿論ですが、初めての方々もとても嬉しいのです。緊張はしますがどんな会話が出来るかな、美味しいって思ってくださるかな、などなど、ワクワクドキドキです。

レギュラークラスの前菜の写真です。

そしてお魚料理。ポワレした鯛の下にはリゾットがあります。リゾットって実は簡単な様で難しい。

頃合い良くお米をブイヨンと混ぜ合わせて行く作業です。そしてアルデンテに仕上げるのがコツ。

ブイヨンはしっかりと温めた物を使っていきます。今回は付け合わせの野菜や別仕立てで鶏胸肉を茹でた出汁(フォン、またはブロード)がありましたので、それを使っていきました。コンソメキューブも使いましたが、それだけを単体で使うよりずっと深みのある出汁ができます。そして茹で汁なども捨てる事なく使えるのでYuri’s cooking studioならではのSDGs. 今までは意識することが少なかったものでも「無駄にしない」「上手に利用していく」とかえってもっと美味しいものになって行くので嬉しいですね。

今回はリゾットとても評判良かったです。ゆっくりと仕上げていきました。黄金の16分!私もネット検索で確認しましたがその時間を目安に出汁を入れて、足して、足して、行くと美味しい&歯応えもまだ残るリゾットが出来上がるのです。

日本のお米でもしっかりと出来ました。勿論、イタリアのお米だったら、また少しやり方が変わるかも、と言うよりより本格的に出来ると思います。

鯛は骨を取って皮に切れ込みを入れてから塩をして、小麦粉を少しはたいてからフライパンで焼きます。フランス語のフライパン(poêleポワル)で焼くのでポワレと言いますね。

 

さてこの2つの写真はまた別の料理ですが、鶏胸肉を柔らかく茹でてからツナソースをかけて仕上げます。柔らかく茹でるコツは先ず水を煮立たせてから野菜を入れて少し茹でそこに塩を軽くすり込んだ鶏胸肉を入れて中火で10分くらい茹でたら蓋をして火を止め1時間放置。

このやり方で火を通すと胸肉でももも肉でもとても柔らかく仕上がります。入れる野菜を長ネギや生姜、ニンニクにすると中華風の仕上がりに。タレでも色々変化させていけます。

 

最後に冒頭の写真はカンノーリ。イタリア、シチリアのお菓子です。イタリアンレストランでもデザートに出たりしますね。生地を作ってくるっと巻いて油で揚げます。そして中にクリームを詰めて出来上がり。

実は簡単な様で結構難しいんです。郷土料理のお菓子なので本当はその土地に伝わりどのうちのマンマでも出来るものなのかもしれないのですが、、、、

何年か前、初めてチャレンジしようと思った時は大変でした。先ずはイタリアンレストランを何軒か回って食べ、それから色々なレシピ本やネットで調べて作りましたが、なかなか上手く行かない。生地の作り方も、その後この形を作って揚げるのもとても難しくて、(もしかしたら、専門の先生に習ったら良かったのかもしれないです。すべてが見様見真似でした)アシスタントさんと「あーでもない、こーでもない、こーしたら上手く行くかも」なんて言いながら何度も作りました。

そのおかげもあって今回はなんとか仕上がりましたよ。苦労した甲斐がありました。今では作るのも食べるのも大好きなお菓子となりました。

 

久しぶりにちょっぴり長くなりましたが、

3月ー4月前半のおまとめでした。後半もまた新しいメニュー、レシピのお話をしていきますね。

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